【NEDO】日射量を駆使して太陽光発電をシミュレーションしてみるべ

太陽光発電と蓄電池
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あなた
あなた

今の時代、太陽光発電は必須よ。

複数の見積りと各社の発電シミュレーションもゲットしたしイメージは完璧よ!!

ふふふ、売電生活が楽しみだわ。

 

太陽光発電を検討する場合、セレブ以外はコスパを計算する必要があります。

 

蝦夷パパ
蝦夷パパ

どうもです、蝦夷パパです。

 

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日射量が分かると太陽光発電をシミュレーションできる

 

まずは複数の会社から見積もりを貰って比較・検討をしましょう。金額だけではなく、会社の雰囲気や、得手不得手を知ることが出来ます。また金額の駆け引きにも利用できますね。

 

 

そして、絶対に確認すべきことは【発電量シミュレーション】です。発電量は主にパネルの大きさ、角度、方角によって変わってきます。

 

因みに、角度が30〜40度・方角が真南であれば発電量はググっと伸びます。このブログを覗いてるぐらいならきっと知ってますね。

 

また、令和4年度の売電単価は1kwあたり17円なので、仮に1年間で5000kwを発電し、家で使わないで全て売っ払うと85,000円になります。みんな大好き売電の話です。

 

このように発電量は太陽光発電のコスパを語る上で”キモ”となる存在です。

 

一般的に発電シミュレーションは業者さんがくれますが、それを鵜呑みにしては駄目です。やっぱり盛り気味で出す可能性も、、、なので決断材料のキモを他人に任せて、いいんですか!!ってことなんです。うちの場合は発電量は誤魔化さず、経済効果のの計算を誤魔化してきましたヨ笑

 

いいんですか、いいんですか〜人に任していいんですか〜

 

発電量シミュレーションをしたくなってきましたね、そんなあなたに朗報です。NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が提供している【日射量データベース】を活用しましょう。これは日本全国の日射量が事細かに分かる、超絶マニアックサイトです。日射量とは単位面積が単位時間に太陽から受ける放射エネルギーの量です、とWikiに書いてありました。まぁお日様がどんだけ当たるかって話ですね日射量 – Wikipedia

 

まず先に発電量の計算式を確認しましょう。

年間発電量(kwh)=パネルの大きさ(kw)×日射量(kWh/㎡)×ロス率(0.85)×365(日)

 

結構シンプルなもんです。日射量が分かれば誰でも計算できます、だけど日射量が分からんと誰も計算できません。

 

※ロス率が0.85と書いてありますが、これの算出は非常に難義です、ザンギです。例えば、パネルからの電流をパワコンで直流から交流に変えるときに起こる変換ロス、カンカン照りの猛暑日だと発電量が落ちる発電ロスなど、全てのロスを指します。今回は定番だとされる0.85を記載しました。

 

実は業者が作るシミュレーションのほぼ全てはこのサイトを元に作られています。なぜなら全国津々浦々の日射量なんかまとめる人なんて他に居ないからです。知らないですけど。

 

百聞は一見に如かずと言うことで、さっそく使ってみましょう。今回は、例として札幌ドームがある『北海道札幌市豊平区羊ケ丘1』の日射量を確認します。

 

まずは日射量データベース閲覧システムを開く。

 

真ん中の”年間月別日射量データーベース”を開く。

 

 

左下の住所検索を開いて、住所を入れる。

 

 

すると青い印が出るのでクリックする。

 

 

クリックすると、

 

 

メッシュとやらが表示される。なにも気にせずに”この地点のグラフを表示”をクリックする。

 

 

ここまで大丈夫でしょうか?ここから重要ですよ!!

画面左側の”角度指定”と”任意の指定”を選びます。

 

 

傾斜角にはパネルを設置する角度、方位角にはパネルを設置する向きを入力しましょう。今回は角度30度、方位は南とします。

 

拡大できます

 

するとこのようなグラフが出てきます、月毎・平均・四季ごとに日射量(kWh/㎡)がプロットされています。

 

そして注目なのは赤丸の”3.99″です、これは年間日射量の平均になります。これを先程の式にぶち込むと年間発電量が予測できます。

 

例えば5.0kwのパネルを設置するなら

5.0×3.99×0.85×365=6189.5kwh

式はコチラ→年間発電量=パネルの大きさ(kw)×日射量(kWh/㎡)×ロス率(0.85)×365(日)

発電シミュレーション、ハイ、論破。

 

 

こんな感じで、割と簡単に発電量を計算できました。太陽光発電って200万ぐらいはしちゃうので道楽以外の人は自らの手で計算することをオススメします。だって盛られたシミュレーションを提示されてる可能性もゼロじゃないので

 

本記事を参考に、日射量データベースをじゃんじゃん活用していきましょう!

 

それではまた~

 

 

 

 

 

 

からはおまけ

先程のパターンで太陽光発電を設置した場合、お幾らで設置できれば御の字なのかをお伝えします。(20年間で判断します)

基本データ↓

・年間発電量 6200kwhさっき計算したやつですね

・年間使用電量 3000kwh(各家庭でそれぞれなので適当です)

・使用電量の3割は自家消費する※1

 

なので↓

・売電量 5200kwh

・自家消費 1000kwh

 

それぞれの経済効果(1〜10年目の間)

・売電 5200×17円=88,400※2

・自家消費 1000×15円=15,000円※2

・1年間で合わせて103,400円の経済効果が望めます。

 

次は11〜20年間のシミュレーションに移ります、発電量と自家消費は変わらないと仮定します。複雑になっちゃうので

 

それぞれの経済効果(11〜20年目の間)

・売電 5200×10円=52,000円※3

・自家消費 1000×22円=22,000円※3

・1年間で合わせて74,000円の経済効果が望める

 

全期間合計の経済効果(20年間)

・最初の10年 103,400円×10年=1,034,000円

・次の10年 74,000円×10年=740,000円

占めて1,774,000円になりました。

 

完ぺきに主観ですが、算出した経済効果に0.85を掛けた金額以下になれば、太陽光発電生活は御の字になると思います。今回なら150万以下で見積もりならオッケイです、まぁリスクの考え方は人それぞれですけど

 

参考になればと思います。さようなら〜

 

※1 3割という数字はこーいう計算をするときの定番の割合です、いっぱいググってみてください。

※2 17円は今年度の売電単価、15円は買う電気との差(電気代って基本料や単価が階段式に変わったり、はたまた市場連動型みたいなもんもあるのでこの辺も適当です。各々で変動はありますがシミュレーション歴3年の僕の経験で、15円は間違いなく差が出るべ!と思って計算式に入れております。)

※3 エネオス太陽買取サービスを参考してます、九州の方すいません。自家消費は売電単価が下がった分、自家消費したほうがお得になります。(売電単価が7円下がった分、自家消費のお得分が7円上がった)

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