皆様こんにちわ、北海道在住の蝦夷パパです。皆様の3分を僕が戴きます。
今回は世界の国シリーズ、6カ国目は【アラブ首長国連邦】です。この国をよく知らなければ、要チェックです!
3分後に興味を持てたら、後は各々自分でググって知識を深めて下さいね。
それが知識の定着に繋がりますよ〜
基本データ
国名 アラブ首長国連邦(漢字表記:亜剌比亜首長国連邦)
首都 アブダビ
公用語 アラビア語
人口 989.0万人(北海道の1.87倍)
国土面積 8.36万km2(北海道の0.96倍)
国民食 マチュブース(香辛料の炊き込みごはんに肉や魚などの具を乗せる料理、参考:世界の料理、各国料理について)
それではエセソンが厳選した3つのポイントを見ていきましょう!
国の始まり
・首都アブダビがあるところには4000年前から文明があった(先住民)
→16世紀頃にイギリスがインドを攻めようとしていた(植民地支配)
→その時に、ちょうどいい通り道がペルシャ湾だった(現アラブ首長国連邦はペルシャ湾沿いにある)
→イギリスがペルシャ湾を使ってインド方面へ移動するときに、海賊に襲われる(海賊=先住民等、海賊海岸と呼ばれた)
→イギリスは困ったので、話が通りそうな首長国に声をかけたら、上手く収まった(首長国連邦独立まで攻撃等は禁止になり、休戦海岸と呼んだ)
→第2次世界大戦後、イギリスの国外の風向きが悪くなり、撤退を決意する(イギリスの植民地撤退作戦)
→このタイミングでググッと7つの首長国が1つになる、1972年にアラブ首長国連邦が誕生する※
300年ぐらい前のイギリスってこんな支配しまくりだったんでしょうか。
学校で習ったのでしょうか?なにも覚えてません。
前回のアメリカ合衆国でもイギリスが植民地化をしてましたね。
参考:アラブ首長国連邦
参考:アラブ首長国連邦基礎データ|外務省 – Ministry of Foreign Affairs of Japan
※なぜイギリスが撤退してから、7つ首長国が1つになったのか具体的な理由が分かりませんでした(この辺の地域を二度とぐちゃぐちゃにされないように、強靭化を計るためかなと思いましたが、完全な憶測です、すいません、誰か教えて下さい)
ド派手隊長
アラブ首長国連邦の中で随一の派手さを誇るのが「ドバイ」です。
世界一の超高層ビル、「ブルジュ・ハリファ」は一度目にすれば忘れることはないでしょう。
因みに僕が1番びっくりしたのはこちらの「ドバイフレーム」です。
意味がわからないですよね(笑)
最上階のヨコの部分はガラス張りの床で下が見えるそうです。
ドバイはこの【ド派手さ】を演出して、世界から注目されています。
そんなドバイの主要産業は石油産業でウハウハかと思ったら違いました。実は【貿易】でガッチリマ○デーだったんです。
始まりは古く、前章でも出てきたイギリスがインドを植民地支配している時代からドバイを経由して、インドに向っていました。
このときから「中継貿易」が始まりました。
ドバイでは石油産業で得た資金を港の開発に注ぎ大型船を入港しやすいように改良し、貿易の強化を図りました。
さらに、自由貿易地域「ジュベル・アリ・フリーゾーン」を設けて外国企業を誘致するために50年間の税金免除などの企業優遇を確約して「モノ」だけではなく、世界中の企業と「ヒト」を集めることが出来ました。
物と人が集まると「カネ」も自然と集まりますよね。
オイルマネーに頼らない考えが早いうちからあったんですね。
僕も屋上でトロピカルフルーツでも飲んでみたい(笑)
↓参考にさせて頂きました
派手に見えて中身は堅実、ドバイの知られざる顔 – 國學院大學
外国人がとっても多い
1950年頃から油田が発見されて、石油開発が急ピッチで求められました。その際に多くの労働者が必要となりました。
しかし、大半が砂漠で覆われている土地柄もあり人口が少なかったのです。そのため、海外からの労働者を集うようなりました。
さらにドバイは、海外から最先端の技術や知識を取り入れ、早い段階で石油や天然ガス以外の産業を発展させようしました。
石油ビジネスへの依存から抜け出す中で、工業、貿易業、不動産業など新しい産業において労働力がさらに必要となりました。
そして、現在では約9割が外国人が占めるようグローバルな国になりました。
弊害として国民が少数派(マイノリティ化)になり、英語が使えないと生活に困る場合があります。
僕も英語が出来ないのでくたばります。
↓参考にさせて頂きました
外国人が9割のアラブ首長国連邦の英語 -アラビア語とバイリンガル事情
最後に
オイルマネーでウハウハしているだけだと思っていた過去の自分を殴りたいです。
どうしても良い所だけを見がちですが、そもそも砂漠地帯で生活するのってキツイです。きっとクーラーの無い生活には戻れないでしょう。
多分の話ですけど
だからこそアラブ首長国連邦の皆さんは、現状にあぐらをかかずに、常に新しい一手を考え、さらなる向上を目指しているんだと思います。
これにて6ヵ国目、【アラブ首長国連邦】終わりとなります。
興味が湧きましたら嬉しいです!!
ご覧頂き有難う御座いました。
※掲載している情報は記事更新時点のものです
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