皆様こんにちわ、北海道在住の蝦夷パパです。皆様の3分間を頂戴します。
今回は世界の国シリーズ、11カ国目は【アンゴラ共和国】です。
この国をよく知らなければ、要Checkです!
そして3分後に興味を湧いたらとってもGoodです!
後は各々でググるなり、ヤフるなりして知識を深めて下さいネ!
それが知識の”定着”に繋がりますよ〜
基本データ
国名…アンゴラ共和国(漢字表記:諳喀剌共和国)
首都…ルアンダ
公用語…ポルトガル語
人口…3286.6万人(四国・中部・中国地方を足したぐらい)
国土面積…124.67万km2(日本3つ・愛媛2つを足したぐらい)
国民食…ムアンバ(キャッサバ粉を練ったものと肉や魚介をパーム油で煮たもの)
それではエセソンが厳選した3つのポイントを見ていきましょう!
アンゴラの始まり
14世紀にコンゴ人によるコンゴ王国を建設していた。(現在のアンゴラがある地域)
→1483年、ポルトガル人がインドを求めて航海をしていた時にアンゴラ海岸に立ち寄る。
→1498年…バスコ・ダ・ガマがインドまでの航海を達成する。アンゴラ海岸は休憩スポットのひとつとなる。(基地とした)
バスコ・ダ・ガマはポルトガルの航海者、探検家
→ポルトガル人はとりまコンゴ人と仲良くしていたが「コンゴ人を奴隷にしていっちょ稼ぎますかぁ」と悪知恵を巡らす、ちょいちょい奴隷労働をコンゴ人にさせる。
→次第に露骨になり武装集団を呼んでコンゴ王を屈服させる。
ここから植民地・奴隷の長く続く時代が始まります
→1575年…ポルトガル人により植民地の主都ルアンダを建設する。(現在はアンゴラの首都になりました)
→ポルトガル人「アンゴラって土地痩せてるし、農作物とかできねぇから、うちが植民地にしてるブラジルとかに飛ばすかなぁ」と最低なことを思い付く。
→ブラジルを含めたラテンアメリカに労働者として飛ばされる。これは1880年代まで続いた。
黒人奴隷供給地と呼ばれた、数百万人が送られる、この間にはもちろん何度も抵抗・戦いがあったが実を結ばなかった
→1932年…ポルトガルにてアントニオ・サラザールの独裁政権が始まる、本格的な植民地経営に乗りだす。
ダイヤモンドの採掘、ダム、鉄道、湾港、道路等
→1961年…民族解放闘争と呼ばれる武力によるアンゴラ奪回を目指す運動が起きました、アンゴラ独立戦争の始まりと記念されている。
アンゴラ解放人民運動・アンゴラ国民解放戦線・アンゴラ全面独立民族同盟の3つの民族主義組織が参入していた(一応色分け)
→1974年…ポルトガル内で大きな軍事運動が起き、独裁政権が終わりを告げる。(カーネーション革命)
→1975年…植民地にされていたアンゴラにとっては大チャンス!すぐに動いて独立に成功、アンゴラ人民共和国が宣言される。
→しかし和平に至らず。
→独立後社会主義を目指した国作りを進めたが、反対派との内戦につながる。3つの民族主義組織は紛争を始める。
これはソ連(社会主義)に支援された側と米国に支援された側で戦った「米ソ代理戦争」と言われています(一応色分け・同じ色が支援した組織)
→1992年…内戦の最中に憲法改正により今のアンゴラ共和国に変わる。
→2002年…ようやく内戦が終結する。
落ち着いたのがここ20年の話なんです、400年間は植民地で60年間は内戦です。
たまったもんじゃないですネ。
ここで登場、日本企業
歴史ではアンゴラとブラジルは「奴隷」の輸出側と受け入れ側としての悲しい繋がりをしていました。
しかし現在は違う側面でアンゴラとブラジルはガッチリ繋がっているのです。
それは「海底光ケーブル」です!なんとその距離約6200kmも有ります!
これを繋いだのが日本企業の”NEC“なのです。
NECは地球6周分にあたる25万kmを超える実績があるみたいです、すごいしょニッポン。
こういった繋がりはなんぼあって良いもんです。
未来への光を届けたんですね……照
紛争ダイヤモンド
アンゴラは世界の有数のダイヤモンドの産地となっています。
ダイヤモンドと聞けばキラキラとしていて、素敵なイメージが先行します。
しかし、ダイヤモンドで得た多額の資金が戦争の激化、長期化に発展する場合がありました。
このように紛争の資金源になることを「紛争ダイヤモンド」と呼びます。
アンゴラだけではなくダイヤモンドの産地では大小はあるものの、このような問題が起きています。
美しさに目が眩みすぎてはいけないですね。
最後に
今回の「アンゴラ共和国」も中々見ごたえのある国でしたネ!
長い期間の奴隷、植民地、紛争で疲れ切ってしまったアンゴラですが、国際的なサポート、国民の努力によって徐々に安定を取り戻しています。
日本からは遠い国ですが、時には動向に注目してみましょう!
これにて11 ヵ国目【アンゴラ共和国】を終わりとします。
興味が湧きましたら嬉しいです!
ご覧頂き有難う御座いました。
↓大変参考にさせて頂きました
※掲載している情報は記事更新時点のものです。
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