皆様こんにちわ、北海道在住の蝦夷パパです。皆様の3分間を頂戴します。
今回は世界の国シリーズ、9カ国目は【アルバニア共和国】です。
この国をよく知らなければ、要チェックです!
3分後に興味を持てたら、後は各々でググって知識を深めて下さいね。
それが知識の定着に繋がります!
基本データ
国名 アルバニア共和国(漢字表記:阿爾巴尼亜共和国)
首都 ティラナ
公用語 アルバニア語
人口 287.8万人(北海道の0.54倍)
国土面積 2.87万km2(北海道の0.34倍)
国民食 ターブコーシ(羊肉や鶏肉などをヨーグルト/サワークリームカスタードでふわふわと包み込んでオーブンで焼く料理 出典:アルバニア国民食「Tavë kosi」の日本語カタカナ綴りは「ターブコーシ」)
それではエセソンが厳選した3つのポイントを見ていきましょう!
国の始まり
14世紀から18世紀までオスマン帝国に支配されていた(オスマン帝国は後のトルコ)
→独立を求めて戦争する、アルバニア公国として独立する(第一次バルカン戦争)
→1925年、共和国宣言を行いアフメド・ゾグーが大統領に就任する(アルバニア共和国)
→1928年ゾグーが国王即位する(アルバニア王国)
→イタリア軍やドイツ軍に攻められるが共産党※1が反発・力を付ける(※1アルバニア労働党)
→1946年王政廃止とアルバニア労働党のトップ、エンヴェル・ホッジャが最高指導者となり共産主義政権を成立(アルバニア人民共和国)
→しばらくソ連の体制下で国を運営する(スターリン体制下)
→スターリン死去後、ソ連でスターリン批判が増える。流れでホッジャもソ連批判をする。そして中国になびくようになる。(毛沢東最高指導者時代、彼も社会主義者)
→毛沢東が行った「文化大革命」に影響を受けて「無神論国家」を宣言する、国民パニくる。
→1968年ワルシャワ条約機構※1を脱退、事実上の「鎖国」状態になる(※1友好協力相互援助の意味、みんな仲良くしよ〜って事ですね)
→1976年に毛沢東が亡くなり、「今までの政策は駄目だったよな、改善するべや」※1となった中国を批判するようになる。そして中国との繋がりも無くなる(※1改革開放路線)
→同年、アルバニア社会主義人民共和国に改称
→1980年代、ヨーロッパ最貧国と言われる
→1985年ホッジャ死去、各地で反政府デモが起きる(ここまでがホッジャさんの仕業でした)
→1992年総選挙によって、戦後初の共産政権が終わりを告げる(現在のアルバニア共和国になる)
→めでたしめでたし
→とはいかず、まさかのネズミ講が国民に大流行
→お金を集める、武器を調達、紛争している隣国に密輸、を繰り返す
→隣国の紛争が終結し、密輸ビジネスが破綻する
→責任を取ってくれと全国的に大暴動が起きる、内線がはじまる(国民は長い間の鎖国、政策により金融リテラシーが著しく無かったそうです)
→海外からの応援等があり、現在は落ち着いています
初めてアルバニアという国を調べましたが、こんな国があるのですね。
歴史だけをみるとホッジャさんはとんでもない独裁者だなと思いますが、いいところとかあったんですかねぇ。
歴史を見るだけなら面白いですけどね、、、
↓参考にさせて頂きました
アルバニアの歴史(近代史)が面白い!!無神国家に鎖国にねずみ講!?
時代の名残「トーチカ」
先程出てきましたホッジャさんが戦争に向けて作らせたのが「トーチカ」です。
掩体壕(バンカー)とも言われる、主に少人数用の銃弾などから身を守るものです。
国内50万から100万個ちかく作らせたそうです。頑丈なつくりなので今でもアルバニアに多く点在しています。
完全に負の遺産です。
現在ではカフェや民泊に変貌を遂げたトーチカもあるとかないとか
↓参考にさせて頂きました
イスラム協力機構正規加盟国
イスラム諸国の政治的協力、連帯を強化すること、イスラム諸国に対する抑圧に反対し、解放運動を支援することを目的とする。
イスラム協力機構 – Wikipedia
ヨーロッパで1番信仰されているのはキリスト教です。
その中でアルバニアはヨーロッパで唯一の「イスラム協力機構正規加盟国」なのです。
アルバニアにイスラム教が伝来したのは約600年前のオスマン帝国に支配されていた頃からです。
そしてホッジャさんが政権時代に行なった「無神論国家」を乗り越えてイスラム教が現在のアルバニアで1番信仰されるようになりました。
僕は妻に信仰してます
↓参考にさせて頂きました
最後に
今回のアルバニアも大変興味深いお国でした。
独裁者ホッジャさん、ハンパなかったです。今回はほぼホッジャさんのお話みたいなもんでした。
世界についてまだまだ知らない事ばかりです、世界はオモローですね。
これにて9 ヵ国目、【アルバニア共和国】終わりとなります。
興味が湧きましたら嬉しいです!!
ご覧頂き有難う御座いました。
※掲載している情報は記事更新時点のものです。
コメント